【(4917)株式会社 マンダム】から配当 2020.12.4

12月入金の配当(2020)

こんにちは、TMです。今回は、2020年12月4日(金)に「株式会社マンダム」(以下マンダム)より「第104期(2020年4月1日から2021年3月31日まで)中間配当金計算書」と「2021年3月期 中間株主通信」が届きました。

2021年3月期 中間株主通信

2021年3月期 中間株主通信では、新型コロナウイルス感染症の蔓延は未だ収束せず、人々の暮らしや企業活動に大きな影響をもたらしている中、マンダムでは新中期経営計画となるMP-13のスタートを1年延期し、当期の経営基本方針として掲げた「ブランド価値向上に向けた全社マーケティング機能の見直し」「インドネシアを中核にした海外の基盤強化」「ビジネスプロセスの変革による生産性向上と企業価値向上」に取り組み、「VISION2027」実現のための「変革・挑戦期」と位置付けたMP-13に向けて取り組んでいると報告がありました。
経営状況は、国内外において新型コロナウイルス感染症の影響を受け、売上高は24.5%の減収、営業利益は80.6%の減益という厳しい結果となる中、有価証券売却により、親会社株主に帰属する四半期純利益は34.8%の減益という結果となりました。緊急事態宣言などによる外出自粛やリモートワーク、オンライン授業の増加による外出機会の減少の影響により、整髪料やクレンジング剤の使用機会も大幅に減少するなど消費が低迷したことに加え、7月の記録的な長雨と低温の影響により夏シーズン品が苦戦した結果、18.6%の減収となりました。インドネシアを中核にした海外の基盤強化に取り組んでいますが、インドネシアでは、2度の大規模な洪水災害の発生に加え、コロナ影響による大規模社会制限の発令などにより消費が低迷し、32.1%の減収とかなりの影響を受けています。
人と直接会う機会が減ると、マンダムなどといった化粧品メーカーも、外食業界と同じようにこんなにもコロナの影響があると、びっくりしました。これは、色んな業種の企業にこれから影響が出てくるとなぁと思うと怖くなります。マンダムの株価も、うわーっヤバっと思うぐらい、下がりに下がってしまいました。
トピックスでは、「ルシード」か40才からの一歩進んだ男の高機能スキンケアクリーム発売について、「ギャツビー」ペーパーコスメ、アジア各国で市場拡大、新プロジェクト「GATSBY GLOBAL CHALLENGERS」始動として、日本国内男子プロバスケットボールリーグ「B.LEAGUE(Bリーグ)」において、初のアジア特別枠選手としてフィリピンから来日するサーディ・ラベナ選手(三遠ネオフェニックス所属)の就任が決定に伴い、「ギャツビー」は所属する三遠ネオフェニックスと「トップスポンサー契約」を締結し、アウェーユニフォームにはBリーグ初となる、コロナ禍におけるアジアに向けての応援メッセージ※「EMPOWER ASIA(アジアに元気を!)」のロゴの掲出、Withコロナ時代の「新しい働き方」を推進として、「個と会社のHAPPYの実現を目指して」という考えのもと、リモートワークを最大限に活用できる環境整備を、2020年10月1日(木)より在宅勤務手当支給などの新たな取り組みを実施しています。個と会社の成長のためにはリモートワークやフレックスタイムなどの場所と時間の有効活用ができる環境を最大限に活かし、社員一人ひとりが自律性を持って、生産性の高い働き方をしていくことが一層重要になっています。今後も「生産性・創造性・働き甲斐」を向上させる「新しい働き方」をさらに推進するとのことでした。

エムエーティ ピュア 2000年秋 新商品
新商品「MA-T Pure」

特集では、Withコロナ時代、除菌市場へ本格参入として、新除菌剤を採用した除菌ブランド「MA-T Pure」を11月に発売したことをピックアップしていました。「MA-T Pure」は、菌やウイルスが存在する時に、必要な分だけ水性ラジカルを水の中で生成して、菌やウイルスに作用し、アルコールとも従来の塩素系除菌剤とも異なるメカニズムで菌やウイルスを除去します。「MA-T Pure」は、赤ちゃんから大人まで、みんなのために考えられた除菌シリーズです。色んな企業が、商品開発を競い合えば、より良い製品が出来上がります。期待してます。

厳しい経営状況ですが逆転するように、マンダム、がんばってね。

今回の配当金は、1株16円

マンダムの配当は、「1株あたり16円」でした。前年は、3,100円だったので約半分になってしまいました。残念です。ちなみにここ最近のマンダムの配当金の推移を以下に書きます。

配当金・配当性向推移

配当金(中間/期末)配当性向(%)
2016年3月期40(20/20)29.3
2017年3月期48(21.5/26.5)40.3
2018年3月期59(24.5/34.5)45.3
2019年3月期60(30/30)55.2
2020年3月期62(31/31)63.5

配当金・配当性向推移の表のとおり、2016年3月期では年間4,000円、2017年同期では、4,800円、2018年同期では、5,900円、2019年同期では、6,200円と年々上がって来ていましたが、今回の予想は、年間3,200円の予定です。配当性向も214.3%とかなり高めなので、もしかしたら、今後も配当減額の可能性もあるかもしれません。コロナを吹き飛ばして、業績回復して、お願いします!
さて「1株あたり16円」なので、TMは、100株を所有しているため「1,600円の配当」となります。NISAでの購入なので非課税となり、1,600円の配当金は税金が引かれずそのまま、指定口座に入金されます。12月1日(火)に入金されていました。

少しずつですが、株を購入して「やりくり上手」をめざします。

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