【(3086)J.フロント リテイリング 株式会社】から配当 2021.11.13

TMの株(株主優待&配当)

こんにちは、TMです。2021年11月13日(土)に「J.フロント リテイリング株式会社」(以下 Jフロント)より「第15期(2021年3月1日から2022年2月28日まで)中間配当金計算書」が届きました。また、「2021年度 第15期 中間期(2021年3月〜2021年8月)株主通信 」も届きました。
今回は、Jフロントの配当についてのご報告です。

2021年度 第15期 中間期(2021年3月〜2021年8月)株主通信

Jフロントは、「大丸松坂屋百貨店」や「パルコ」を運営しています。近くに店舗がある方は、一度はご利用されているのでないでしょうか。Jフロントの「2021年度 第15期 中間期(2021年3月〜2021年8月)株主通信」では、「完全復活」、そして「再成長」へ舵を切るとトップメッセージが掲げられていました。Jフロントグループは、300年、400年という歴史の中で数々の危機を乗り越え進化してきました。今は、およそ100年前の呉服屋から百貨店に変わった時に匹敵する転換期だと書かれていました。まずは、3年で「完全復活」をめざし、3つの重点戦略を掲げていました。
3つの戦略とは、ひとつが「リアル×デジタル戦略」、2つ目が「プライムライフ戦略」、そして3つ目が「デベロッパー戦略」です。
1つ目の「リアル×デジタル戦略」は、リアル店舗を購買の場だけでなく、魅力的な商品やサービスとの出会い、上質な顧客体験を得られる場へと転換するとのことでした。店舗を起点としたデジタル活用により、時間や空間を超え新たな体験価値を提供する商業モデルへ変革。
顧客データの分析やデジタルツールの活用を高度化し、販売員・外商・バイヤーなどの一人ひとりがお客様との関係性を深め、 さらに、販売収益に加え、不動産関連収益やデジタル活用を通じた手数料収益など、収益の複線化を図る戦略となっています。
2つ目の「プライムライフ戦略」は、文化や芸術に価値を置き、こころ豊かでサステナブルなライフスタイルを楽しむ生活者への提案をさらに強化していくとのことでした。Jフロントグループのエンタテインメントやアートを活用するほか、プレミアムな体験等、新規の商品やサービスを他社提携により開発するなど、コンテンツの充実を図る戦略となっています。
3つ目の「デベロッパー戦略」は、グループ保有不動産資産の価値最大化を図るとのことでした。複合再開発等では百貨店とパルコの規模適正化や容積緩和を活用。非商業用途のシェアを高め、収益性の向上を図る戦略となっています。
これら3つの戦略で、3年後に「完全復活」をめざすとのことでした。特に、大阪・心斎橋エリアと名古屋・栄エリアは中長期的に大規模な開発余地があると考え、新たな価値を創造し、地域と共生していくことを目標に掲げていました。盛り上げてほしいです。
しかしながら、現状は厳しい状況が続いています。キャッシュ・フローは、大幅に減少し、営業利益も伸び悩んでいます。3つの戦略による「完全復活」期待したいところです。

今回のJフロントの配当金は、1株14円でした。

今回のJフロントの配当金は、「1株あたり14円」でした。TMは100株所有しているので、1,400円です。Jフロントの株は、NISAでの購入でないため配当金に対し課税されます。1,400円の配当から、214円(所得税15.315%)、70円(住民税5%)が課税され、税引き後の配当は、1,116円となりました。配当金は、11月11日(木)に指定口座へ入金されていました。Jフロントの配当は、年2回あります。次回は、5月の期末配当の予定です。

少しずつですが、やりくり上手をめざします。

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