【(9439)株式会社エム・エイチ・グループ】から株主優待 2022.9.13

TMの株(株主優待&配当)

こんにちは、TMです。2022年9月13日(火)に「株式会社エム・エイチ・グループ」 (以下MHグループ) より「第33回 定時株主総会招集ご通知」と「株主優待 オンライン優待券ご利用案内」が届きました。

第33回 定時株主総会招集ご通知

「第33回 定時株主総会招集ご通知」では、2022年9月28日(水)に行われる株主総会の議案について書かれていました。提案された議案については、以下のとおりです。

第1号議案 定款一部変更の件

第1号議案 定款一部変更の件は、「会社法の一部を改正する法律」(令和元年法律第70号)附則第1条ただし書きに規定する改正規定が2022年9月1日に施行されたことに伴い、株主総会資料の電子提供制度に対応するため、定款の変更についての議案です。

第2号議案 取締役9名選任の件

第2号議案 取締役9名選任の件は、以下のとおりです。

朱峰玲子 氏(代表取締役兼執行役員社長)
半澤勝己 氏(取締役兼執行役員・国内事業統括本部長)
家島広行 氏(取締役兼執行役員・管理本部長)
徐芳萍 氏(取締役)
宋宇海 氏(取締役)
麻浩珍 氏(取締役)
王世忠 氏(取締役)
林忠治 氏(社外取締役(独立役員))
生田目崇 氏(社外取締役(独立役員))

第3号議案 会計監査人選任の件

第3号議案 会計監査人選任の件は、会計監査人であったシンシア監査法人は、2021年9月28日開催の第32回定時株主総会終結の時をもって退任されました。

これに伴い、会計監査人が不在となる事態を回避し、適正な監査業務が継続的に実施される体制を維持するために、後任の会計監査人として監査法人アリアを一時会計監査人として2021年10月14日で選任し、現在に至っています。

そして、一時会計監査人の監査法人アリアを改めて会計監査人として選任することについての議案です。

事業報告

「第33回 定時株主総会招集ご通知」では、事業報告もされていました。

事業の経過及びその成果

MHグループが属する美容業界は、サロンの来店客数は戻りつつあったものの、従前の状況まで回復するには時間がかかることが予測されます。このような状況から、MHグループは新たな収益の柱となる事業の創出に注力するとのことでした。

当連結会計年度の売上高は、ヘアメイク事業及び美容室支援事業が堅調に推移した一方、不採算店の撤退や各施策が実を結び、全社としては前年同期に比べ増収となりました。営業損益及び経常損益についても、営業利益、経常利益となりました。また、当連結会計年度末をもって閉店した直営店等に係る店舗閉鎖損失を特別損失として計上しましたが、親会社株主に帰属する当期純損益についも当期純利益となりました。

以上の結果、当連結会計年度の業績は、売上高1,848,736千円(前年同期比1.9%増)、営業利益29,910千円(前年同期は営業損失53,302千円)、経常利益37,289千円(前年同期は経常損失39,161千円)、親会社株主に帰属する当期純利益16,882千円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失79,146千円)となりました。

まだまだ、厳しい状況ですが少し改善されてきたので、この勢いでさらに良くなってほしいです。

直営サロン事業

MHグループは、日本全国に展開するBSサロン(フランチャイズサロン)のフラッグシップサロンとして、首都圏主要地域を中心に直営サロン12店舗(モッズ・ヘアサロン11店舗、その他(美容室セラヴィ)1店舗)を展開しています。

当連結会計年度の業績は、コロナ禍での各種施策が実を結び、既存店の業績は前年同期に比べ、回復基調で推移しました。一方、収益認識に関する会計基準の変更及び不採算店の閉鎖により、売上高は前年同期に比べ減収となりました。

当連結会計年度の直営サロン運営事業の業績は、売上高879,227千円(前年同期比5.1%減)、セグメント利益20,096千円(前年同期はセグメント損失62,793千円)となりました。

BSサロン事業

「モッズ・ヘア」では、本部、加盟店という従来のフランチャイズ関係ではなく、共に一つのブランドをシェアするという意味で、ブランドシェアサロン、BSサロンと呼んでいるそうです。当連結会計年度の店舗数の異動は、国内では沖縄県名護市と北海道札幌市にオープン2店舗、閉店4店舗、海外では閉店5店舗(韓国)となりました。その結果、当連結会計年度末日現在において、国内43店舗、韓国17店舗、台湾2店舗及び中国3店舗の計65店舗となっています。

BSサロン運営事業は、プライベートブランド商品(PB商品)をはじめとした商品販売に注力し、PB商品売上は堅調に伸びているものの、国内BSサロンでは新型コロナウイルスの影響により来店客数の戻りが遅い店舗があり、海外BSサロンにおいては臨時休業の継続など経営環境の改善には至らず、若干の増収となりました。

また、セグメント利益については、PB商品の販売促進に係る広告宣伝費等の費用が先行している他、資産除去債務の履行差額の計上等が減益の大きな要因となっています。

当連結会計年度のBSサロン運営事業の業績は、売上高322,032千円(前年同期比0.7%増)、セグメント利益122,548千円(前年同期比12.7%減)となりました。

ヘアメイク事業

MHグループは、「モッズ・ヘア」の原点であるフランス・パリのスタジオワーク専門のヘアメイクチームのプロフェッショナル精神を引き継いだ「モッズ・ヘア」ヘアメイクチームを有しています。

MHグループのヘアメイクチームは、ヘアメイクアーティストのエージェンシーとして「パリコレクション」や「東京コレクション」などへの参加や、CM・ファッション雑誌など年間2,000件を超える媒体を手掛けるなど、国内及び海外で高い評価を得ているそうです。

ヘアメイク事業のメディア部門は売上高、セグメント利益ともに堅調に推移し、ブライダル部門で婚礼数が戻り、スタジオ部門でも撮影件数が増加し、当連結会計年度の業績は売上高384,410千円(前年同期比4.6%増)、セグメント利益20,662千円(前年同期比29.5%増)となりました。

美容室支援事業

MHグループでは、日本国内でのモッズ・ヘアサロンの事業展開を通じて、サービス化したクレジット決済代行サービス、株式会社ティビィシィ・スキヤツトとの提携による美容サロン向けPOSレジ顧客管理システムなどを一般のサロンに提供する美容室支援事業を行っています。

また、美容室支援事業は、株式会社ティビィシィ・スキヤツト、ENECHANGE株式会社、提携各社の有するノウハウを活用し、理美容業界における持続可能な環境経営支援(SDGs)として環境配慮型メニューの開発並びに普及を進めています。

当連結会計年度は、美容室支援事業の主力であるクレジット決済代行サービスの契約件数及び売上高も順調に推移しており、売上高118,750千円(前年同期比10.6%増)、セグメント利益71,752千円(前年同期比13.0%増)となりました。

キャリアデザイン事業

前連結会計年度より人材派遣事業、人材紹介事業を営む株式会社オンリー・ワンを連結子会社化しました。MHグループでは、単に人材派遣事業、人材紹介事業と捉えず、キャリアデザイン事業として新たな成長戦略の柱として位置付けているそうです。

当連結会計年度については、キャリアデザイン事業が、当社グループに加わったスケールメリットを活かした販路の拡大が順調に推移し、現在注力しているタワーマンションを中心としたコンシェルジュの派遣等も、着実に件数を伸ばしているとのことでした。

キャリアデザイン事業の当連結会計年度の業績は、売上高226,669千円(前年同期比26.3%増)、セグメント利益9,214千円(前年同期はセグメント損失9,624千円)となりました。

対処すべき課題

新型コロナウイルス感染症の変異株の拡大、世界情勢などによる資源価格の高騰、急激な円安などの影響で、当面の間、先行き不透明な経営環境が続くことが予想されます。

MHグループの根幹事業である美容室運営事業は、来店客数の影響を大きく受ける事業形態です。新型コロナウイルスの影響により、顧客の消費傾向は変化が見られ、マーケティングの強化を図り、商品やサービスの改善、販路の拡大を進めいくとのことでした。

また、MHグループではサロンを利用する顧客をはじめ、従業員やその家族、取引先の方々など、あらゆる方の安全や健康を守ることを第一に考え、事業活動を継続しているとのことでした。

サロンについては、従業員の健康状態の管理や手洗い・アルコール消毒、スタッフのマスク着用の徹底など衛生対策を実施しています。

新型コロナウイルス感染症の変異株の拡大、世界情勢などによる資源価格の高騰など、
日本経済への影響は継続していて、この危機を乗り越えるため、MHグループでは、常に財務体質の改善を図り、様々な対策を講じ、事業活動を継続していくとのことでした。

MHグループの事業報告により、昨年より各事業が改善してきているのが、分かりました。モッズ・ヘアブランドを活かした取り組みに期待したいです。

株主優待 オンライン優待券

MHグループの株主優待は、オンライストアで利用できる「オンライン優待券」(以下 優待券)です。保有株式数と継続保有年数によって、もらえる優待券の枚数や金額といった優待内容が変わります。優待内容については、下記の表を参考にしてください。

TM家では、MHグループの株式を3名義分各500株を所有しています。継続保有は、3年未満なので、3,500円✕3枚✕3名義=31,500円分あります。やったー!と言いたいところですが、残念ながら優待券は、公式オンラインストアでなんと、1会計につき1枚しか使えません。つまり、3,500円の優待券を9枚持っていていても、31,500円分使えるのではなく、3,500円しか使えないです。しかも…、一定の金額以上の購入がなければ、送料が発生します。えー!

6,050円(税込)以上の購入の場合 全国一律:送料無料
6,050円(税込)未満の購入の場合 全国一律料金: 880円(税込)
えーまじで、優待券を使って3,500円の買い物しても、880円が必要ってどうよ?
しかも、10月1日から商品の値上げもありました。

昨年に、送料を無料してほしいのと1会計1枚じゃ、お得感がないとMHグループに直接電話しましたが、変更はありませんでした。残念やわぁ。MHグループさん!考えてみて、お願いします!

これからも、やりくり上手をめざします。

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