こんにちは、TMです。蚊の季節が、やってきました。刺された蚊によって、かゆさやはれ具合は様々です。「なるべく、刺されたくない」と皆さんも思っているのではないでしょうか?
蚊は、かゆいだけではなく「蚊媒介感染症」といった「デング熱」などの感染症の恐れもあり、蚊に刺されないようにすることが、めっちゃくちゃ重要です。「デング熱」って聞いたら海外の感染症と思いますが、今や日本でも当たり前になっています。「蚊媒介感染症」って、やばいやん!そんな思いから、色々な蚊よけ対策をしたいと思います。
今回は、蚊よけ対策、「虫よけバリア クルマ用」についてのご報告です。
怖いぞ、蚊媒介感染症
最近の日本は、海外と身近になったことや亜熱帯の気候など今までと違う状況となっています。そのようなことから、今まで日本になかった生き物や感染症なども増えてきています。
厚生労働省によると、「蚊媒介感染症」とは、病原体を保有する蚊に刺されることによって起こる感染症のことです。
主な「蚊媒介感染症」には、ウイルス疾患である「デング熱」、「チクングニア熱」、「ジカウイルス感染症」、「日本脳炎」、「ウエストナイル熱」、「黄熱」、原虫疾患である「マラリア」などがあります。
これらの感染症は主に熱帯、亜熱帯地域で流行しています。
日本では、日本脳炎以外の「蚊媒介感染症」は海外からの輸入感染症としてみられていますが、「デング熱」に関しては2014年に国内感染例が報告されました。ニュースにもなったのを覚えてます。
デング熱
「デング熱」は、急激な発熱で発症し、発疹、頭痛、骨関節痛、嘔気・嘔吐などの症状が見られます。通常、発症後2~7日で解熱し、発疹は解熱時期に 出現します。デング熱患者の一部は、まれに重症化してデング出血熱やデングショック症候群を発症することがあり、早期に適切な治療が行われなければ死に至ることがあります。
蚊に刺されて、発熱するなんて、めっちゃ嫌ですよね。
チクングニア熱
「チクングニアウイルス」を保有するヤブカ属の「ネッタイシマカ」、「ヒトスジシマカ」などに刺されることで感染します。
潜伏期後、患者の大多数は急性熱性疾患の症状が出ます。発熱と関節痛、発疹は8割程度とのことです。関節痛は四肢(遠位)に強く対称性で、その頻度は手首、足首、指趾、膝、肘、肩の7順であり、関節の炎症や腫脹を伴う場合もあります。関節痛は急性症状が軽快した後も、数週間から数か月にわたって続く場合があります。その他の症状としては、全身倦怠感・頭痛・筋肉痛・リンパ節腫脹である。血液所見では、リンパ球減少、血小板減少が認められています。重症例では神経症状(脳症)や劇症肝炎が報告されています。
「ヒトスジシマカ」は、もっとも一般的な蚊であちらこちらにいます。いわゆるヤブカです。「ヒトスジシマカ」は、めっちゃ危険なヤツなんです。
ジカウイルス感染症
中南米を中心に、「ジカウイルス感染症」が多数報告されています。
「ジカウイルス感染症」はデング熱及びチクングニア熱と同様、蚊を介して感染します。また、「ジカウイルス感染症」は感染しても症状がないか、症状が軽いため気付きにくいこともあります。
妊娠中にジカウイルス感染すると、胎児に小頭症等の先天性障害の恐れがあります。
「ジカウイルス」についてもニュースになりました。症状は軽いですが、妊婦さんは要注意です。
日本脳炎
日本脳炎は、日本脳炎ウイルスにより発生する疾病で、蚊を介して感染します。以前は子どもや高齢者に多くみられた病気です。突然の高熱、頭痛、嘔吐などで発病し、意識障害や麻痺等の神経系の障害を引き起こす病気で、後遺症を残すことや死に至ることもあります。
お子さんや高齢者方は、注意しなければなりません。
ウエストナイル熱
原因となる「ウエストナイルウイルス」は、鳥と蚊の間で維持されており、人は「ウエストナイルウイルス」を保有する蚊に吸血された際に感染します。
「ウエストナイル熱」は、インフルエンザ様の症状で、比較的軽症の病気です。ほとんどの患者さんは数日から一週間以内で回復します。このウイルスが脳に感染して、さらに重篤な状態が、ウエストナイル脳炎です。
黃熱
「黄熱」はサル及びヒトを宿主とし、ヒトにはマラリアやデング熱と同様、蚊を介して感染します。
発症すると、発熱、頭痛、筋肉痛、嘔吐などの症状が現れ、死に至ることもある病気ですが、「黄熱」には有効な予防接種があり、発症を防ぐことができます。
「黄熱」に感染する危険のある地域に入国する前に、「黄熱」の予防接種が推奨されています。
マラリア
「マラリア」は、100カ国余りで流行していて、世界保健機構(WHO)の推計によると、年間2億人以上の罹患者と200万人の死亡者がいるそうです。
「メスのハマダラカ」が産卵のため吸血する際、唾液腺に集積していた「マラリア原虫」の「スポロゾイト」は、唾液注入に伴い体内に侵入します。「マラリア」に感染した場合、原虫侵入後の潜伏期は「熱帯熱マラリア」で12日前後、「四日熱マラリア」は30日前後、「三日熱マラリア」と「卵形マラリア」では14日前後といわれています。
発熱に伴い、倦怠感、頭痛、筋肉痛、関節痛などがみられ、腹部症状(悪心・嘔吐、下痢、腹痛)や、呼吸器症状もあり、風邪やインフルエンザと誤診されることもあります。
日本にも「ハマダラカ」は、生息しているので、マラリアは日本でも感染する恐れがあります。
蚊媒介感染症を予防するには
発熱等の風邪の症状が出たとき、実は「蚊媒介感染症」だったかも知れません。なんせ、蚊に刺されて熱が出るなんて、思わないですもんね。あー嫌だイヤだ。なんとか、蚊に刺されないように、「蚊媒介感染症」予防が大切だと思います。
「蚊媒介感染症」について厚生労働省は、屋外の蚊が多くいる場所で活動する場合は、でぎるだけ肌を露出せず、虫よけ剤を使用するなど、蚊にさされないよう注意を呼び掛けています。日本脳炎は不活化ワクチンによる予防接種、マラリアは医師の処方による予防内服が有効とのことです。
たかが、蚊一匹ですが、万が一の「蚊媒介感染症」にかかるリスクを避けることを考えると、蚊よけ対策は、めっちゃ大切なこととTMは思います。
虫よけバリア クルマ用
「虫よけバリア クルマ用」は、車のサンバイザーに簡単に取り付けられる虫よけ・忌避用品です。車内に虫よけスプレーや殺虫剤を吹き付けるのは、ちょっとイヤという方には、ピッタリのアイテムだと思います。
商品の特徴
①車内への虫の侵入を防ぐ!有効成分にピレスロイド系の「トランスフルトリン」を採用。蒸散性が高く、速効性にすぐれた薬剤で、常温でも拡散するため、高い忌避効果を発揮します。
②車内のサンバイザーに挟むだけ。
③オシャレでかわいい花柄デザイン。
④芳香剤と一緒に使える無香料タイプ。
⑤取り替え時期がひと目でわかる!透明素材を使用しているので、薬剤の残量がひと目でわかります。
使用方法
「虫よけバリア クルマ用」をサンバイザーに装着します。
軽~普通自動車に「虫よけバリア クルマ用」を1個装着します。
※事故防止のため、走行中に外れないことを取り付け時に確認してください。
使用期間の目安
・夏・・・2~3ヵ月
・春・秋・・・3~4ヵ月
*使用状況により異なります。
有効成分
トランスフルトリン(ピレスロイド系)、溶剤、BHT、紫外線吸収剤、色素
適用害虫
ユスリカ、チョウバエ
まずは、青色のフィルムを本体から引っ張って取り除いた後、クルマのサンバイザーに設置するだけです。
実際に設置しました。
「蚊よけバリア クルマ用」をサンバイザーに設置しました。取り付けは、とっても簡単でサンバイザーに、はさむだけです。無香料でニオイは、ありません。
「虫よけバリア クルマ用」を設置してすぐは、虫が入って来ましたが、しばらくすると、入って来なくなりました。
どうやら、効いているようです。
皆さんも、蚊媒介感染症にならないよう、蚊よけ対策をしませんか?
これからも、やりくり上手をめざします。