こんにちは、TMです。4月2日(金)に東海カーボン 株式会社(以下 東海カーボン)より「2020年度(2020年1月1日から2020年12月31日まで)期末配当金計算書」が、届きました。また、「株主通信 2021年春号」と「2020年度定時株主総会決議ご通知」も同封されていました。
2020年定時株主総会決議ご通知
「2020年度定時株主総会決議ご通知」によると株主総会での決議された5つの議案結果について書かれていました。
1つ目は、剰余金の処分についてです。期末配当金は、1株あたり15円で決定されました。前回の中間配当金は、15円だったので年間で30円の配当となりました。
2つ目は、定款第2条(目的)に定める事業目的を1部変更されました。
3つ目は、取締役9名選任についてです。取締役に長坂一氏、芹澤雄二氏、辻雅史氏、山口勝之氏、山本俊二氏、増田浩文氏、神林伸光氏及び棚橋純一氏の8名が再選し、新たに浅田眞弓氏が選任されました。
4つ目は、補欠監査役1名の選任についてです。松島義則氏が選任されました。
5つ目は、会計監査人選任についてです。有限責任あずさ監査法人が就任しました。
1つ目の配当金については、前年度(2019年度)では、中間配当金が1株あたり24円、期末配当金が同じく24円の年間48円なので、2020年度は、2019年度に比べ18円減配となりました。コロナの影響もある中、配当金がそこそこあったのは評価すべきだと思います。
株主通信 2021年春号
「株主通信 2021年春号」では、2020年を振り返り「まさにコロナ禍一色の一年」と書かれていました。まさにそのとおりです。未だに、コロナの状況は変わりません。コロナ禍が助長した主力ビジネスの市況悪化、令和2年7月豪雨に伴う田ノ浦工場の水害、火害等の不測の事態が重なり、東海カーボンにとって大打撃な1年でした。よく踏ん張っているなと思います。2020年は、売上高2,015億円(前期比23.1%減)、営業利益78億円(同85.5%減)となっています。本当、厳しい状況です。
世界経済・社会の急激な変化となっていて、「脱炭素」の流れが高まっている中、100年余にわたって「カーボン」を社名に掲げる東海カーボンは、今後30年先を見据えてどのような道を歩んでゆくべきか、自社のミッションや長期ビジョンを改めて自問すべき1年と分析されていました。
「株主通信 2021年春号」株主への疑問・質問Q&Aでは、基盤事業である黒鉛電極事業見込みについては、鉄鋼生産量の急回復を受けて2021年下期から回復する見込みとのことです。カーボンブラック事業は、世界的なタイヤ生産の急回復で成長軌道へ回帰する見込みとのことです。ファインカーボン事業は、半導体用SiC(シリコンカーバイド)製品の優位性を継続的な増産増資でさらに高めるとのことです。その他、企業買収による拡販を行うなど取り組んでいることが報告されていました。
これからも応援してます。がんばれ、東海カーボン。
今回の配当金は、1株15円でした。
上記の報告のとおり、東海カーボンの期末配当金は、1株15円でした。TMは、100株もっているので、100株×15円=1,500円の配当となります。NISAでの購入なので、非課税で3月31日(火)に指定口座へ1,500円が、振り込まれてました。
これからも、やりくり上手をめざします。
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